秋晴れの心地よい日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
本日は逸品展ならではのコーディネートをご紹介いたします。

まずは“沖縄染織産地展”より花織と紅型のコーディネート♪
珍しい白地の琉球絣に、城間栄順さんの琉球紅型名古屋帯を合わせています。
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通常、絣は絣部分を糸で括り、その後他の部分を染めていきます。
そのため絣が白で入るのですが、この白地の琉球は地の部分が白いため、
地の部分を糸で括り、絣部分を色で染めております。
一般的な絣の作業とは全く逆の工程となり、大部分を糸で括るため、
大変手間がかかった作品となっております。
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次に、“結城紬の世界”より結城紬のコーディネート♪♪
縮織の結城紬に可愛い結城の帯をのせて見ました。
パステルのエメラルドグリーン色が大変華やかで綺麗です。
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縮織は横糸に強く撚りをかけた糸を使って織り上げており、湯通しをして糊を落とせば、
撚りが戻って表面にちりめんのようなシボができ、さらっと、かつ、ほっこりした風合いになります。
最近はこの織はほとんど織られていないのですが、単衣にも向いている織となっています。

3つ目は“博多織”のコーディネート♪♪♪
博多織の一般的になごや帯のイメージが強いかと思いますが、
こちらは博多織の着物と袋帯で組み合わせています。
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袋帯は大変緻密に織り上げられた「東海道五十三次」の柄です。
出発点と終着点を含む五十五柄が全通で入っており、なおかつ裏にも五十三次がモノクロで入っています。
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これらの品はほんの、ほんの、ほんの一部となっております。
200畳の店舗に所狭しと商品が並んでおりますので、お近くにお越しの際は、
また、お時間ご都合よろしければ、ぜひお立ち寄りくださいませ。
きっと素敵な1枚に出会っていただけると思います。
心よりお待ち申し上げております。